大野雄二さんとの29年に及ぶ長い付き合いはこの録音から始まった。
私がテイチク会館スタジオにいた頃、ピアニストとして度々ジャズの
録音で見えていたのは覚えている。残念なことにこれらセッションに
一度も参加することはなかった。それから5年経過したことになる。
梶芽衣子さんは前回リリースの「怨み節」がヒットしていた。
「やどかり」と、この「はぐれ節」は同時期に発売されたのかもしれ
ない。録音が、前後している。
大野雄二さんとは、このレコーディングが終わったあと、ダウンタウ
ンブギウギバンドの「知らず知らずのうちに」のストリングスアレン
ジで一緒になる。
東芝EMIの担当ディレクター平形忠司さんは大野雄二さんの後輩。
その後、大野さんとは、しばらく仕事のつながりはなかった。
この梶芽衣子さんの録音は、カナダ大使館近くにあった国際テレビラ
ジオセンター(KRC)スタジオで行われた。16チャンネルのレコー
ダーが導入されたばかりで、コンソールは対応してなかった。やりに
くかったことを想い出す。(1998/11/12)