テレビ映画「スパイ大作戦」のテーマ曲。人気にあやかって制作された。
「ビック ビート スタジオ オーケストラ」 という誤解されそうな名前
は誰もがオリジナルだと思ったろう。音を聴いたら誰も疑わない。
資料として、タイトルバックに流れたいた1分位の音を参考に、オリジ
ナルそっくりに、楽器編成、サウンドキャラクターを揃え録音した。
音楽の中間部分は日本人の作曲。
この場合そっくりに作るといっても、私が録音で特別なことをしたわけ
ではない。要求されたところで、ただのかけ出し者、出来るわけがない。
この時代の録音は、システムというか、スタジオの設計を含めて、アメ
リカもヨーロッパも日本も大して変らなかった。だから同じような空気
感で録音出来たのだ。
この録音の場合、アレンジャーのセンスに負うところが大きかったので
はないのだろうか。このような録音は、現在のようにライブに設計され
たスタジオでは出来ない。
つい最近、60年代のロックンロールのイメージを要求され録音をした。
古い機材を使用すれば、当時の空気を再現出来ると思われているようだ
がそれはあまり関係ない。イメージとしてないよりましだろうがこれだ
けで再現出来ない。デットなスタジオで 「セーノ」と、一発録音が出来
ることだ。しかし、現在のスタジオ設計ではそのようなことは簡単では
ない。
B面、クロージングテーマ。