
QUARTETTO CLASSICO(古典四重奏団)
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130
「大フーガ」付き


I.
II.
III.
IV.
V.
VI.
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アダージョ・マ・ノン・トロッポー〜アレグロ
プレスト
アンダンテ・コン・モート・マ・ノン・トロッポ
アラ・ダンツァ・デデスカ・アレグロ・アッサイ
カヴァティーナ;アダージョ・モルトエスプレッシーヴォ
大フーガ 作品133
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ewe ewcc 0013
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QUARTETTO CLASSICO

Violin :
Violin :
Viola :
Cello :
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KAWAHARA Chima
HANAZAKI Atsumi
MIWA Maki
TASAKI Mizuhiro
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PRODUCED by QUARTETTO CLASSICO
EXECUTIVE PRODUCED : MORISAKI Yukio (ewe.inc)
LABEL MANAGER : TAKAMI Kazuki (ewe.inc)
PRODUCT MANAGER : ABE Jun (ewe.inc)
PAINTING ON THE COVER : FUJINAMI Rieko
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ENGINEERED : TOMIJI IYOBE
ASSISTANT ENGINEERS : MIYASHITA Mariko (SCI)
ASSISTANT ENGINEERS : SATOH Michinori (SCI)
ASSISTANT ENGINEERS : MIZUNO Nobuko (SCI)
RECORDING at Akigawa KIRARA Hall (2ch Direct Recording)
RECORDING at JANUARY 19 & 20, 1999
MASTERING ENGINEER : NAKAZATO Masao (ONKIO HAUS)
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98年5月、「音楽三昧」のモーリス・ラベル「赤」と「青」の録音を終えた直後、
1ヶ月後に迫った「古典四重奏団」の録音のことで、再度ホールの下見をする為に、
チェロの田崎さんから電話が入った。
このホールは「音楽三昧」の録音の候補に上がったとき、田崎さんは一人で下見を
し、響きのチェックのための録音もしていた。そのテープは「音楽三昧」のリーダ
ーで、フルートの田中さんは聴いている。その後に私と田中さんとで下見したのだ
が、「音楽三昧」は使用しなかった。
「古典四重奏団」はこの「ベートーベン弦楽四重奏曲 第13番」を録音すること
に決定していた。
「なるべく早いほうがいいんですが・・・」だが私の都合は来週になってしまう。
すると「今日これから行けますか?」と突然いった。先方の都合がよければ、いま
から出発したいといって電話を切った。
12時に再び電話が入り午後4時に山梨県身延町のホールで落ち合うことになった。
5月4日キララホールでのモーリス・ラベルの録音が終わった時、思い出したよう
に身延町ホールのノイズのことをいい出した。
「音楽三昧」の録音は、話があってから三年、この録音に至る迄、ホールのこと、
選曲のこと等で悩み、ようやく録音にこぎつけ、そして終わった。田中さんは安堵
したものの1ヶ月後に迫った田崎さんの「古典四重奏団」の録音のことを思いやっ
て突然思い出したのかも知れない。
「あの音は何でしょうかね」と私に質問してきたが、イイカゲンな私は何んのこと
やらさっぱり見当もつかなかった。この田中発言、私たちに大きな衝撃をあたえ、
だったら一刻も早く確認しに行こうとなったのだった。
ノイズの原因が判明した。電源装置のトランスがうなっている音だった。きれいな
交流にする為の装置らしいのだがシャレにもならない。しかも非常に耳障りな音域
で、はっきり音程を感じる。ピアニシモの静かな演奏ではハッキリと録音されてし
まうだろう。大もと電源だから止めるわけにいかない。田崎さんは心配そうに私の
顔をのぞいて「録音は大丈夫なんでしょうか」と小さな声で聞いた。これは大丈夫
な訳はない。
最初ホールの責任者はとぼけていた。「今までそんなこといわれたことがない」と
かいって「客席入口の廊下の換気扇かもしれない」とそこへ確認しにいく。
確かにモーターの音がしていた。「ここにスイッチがあるますから・・・」切ると
静かになった。なんだ、これだったら何も心配することではない。
ステージの真ん中に田崎さんと立ってみる。・・・聞えている。今スイッチを切っ
た方向と違うところから聞えている。そういえば、フルートの田中さんは下手側の
方から感じた、といったのを思い出した。たどって行ったらそこが電源室だった。
ロックやジャズのような録音だったら何も問題ないレベルだ。ホールの責任者に録
音内容と収録方法を説明する。だからこの状態では録音出来ない。改善できないな
らキャンセルするしかないと詰め寄る。険悪な空気がただよっていたが、指摘され
たくないところをするどく突かれ、ハタイロわるくなっているのを私は感じた。
私思うに、このノイズはいろんな立場の人から問題にされていたのだと思う。「何
とかしなければ」と思っていたのかもしれない。「このくらいは問題ではない」と、
たかをくくっていたのかもしれない。具体的な問題になったことは一度もなかった
のだろう。とりあえずこの問題を録音日までに解決してもらう約束でホールを後に
した。
その夜田崎さんから電話が入る。「行ってきてよかった」そしてたとえ問題が解決
しても「あそこでは録音しない」といった。私もそう思っていた。あの対応のしか
たでは当然だと思った。そして数日後、来年1月19日と20日、キララホールがキ
ープ出来たと連絡が入った。予定より半年以上遅れたが、結果的によい録音が出来
たと思う。
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QUARTETTO CLASSICO

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